神奈川県 動物園 遊歩道デッキ
令和5年6月納品

神奈川県にある動物園の遊歩道のデッキに弊社で製造したデッキ材が採用されました。この施設は横浜市に1999年(平成11年)4月にオープンした動物園です。45.3ヘクタールという広大な敷地に、生息環境や世界の気候帯・地域ごとに分けられて動物が飼育・展示されている世界最大規模の動物園です。この広大な園内の各エリアをむすぶ遊歩道や展示エリア内のデッキ材に、超高強度コンクリートの「ダクタル」を使用したコンクリート製の木目調平板を使用していただきました。

この超高強度コンクリートを使用することにより、一般的なコンクリートと比べて製品の厚みを薄くすることが可能になります。また、耐久性や摩耗性にも非常に優れているため、木材や樹脂と比較してもデッキ材としての寿命が格段に延びることが期待できます。

今回の木目調平板は、型枠の底面に木目柄の樹脂を貼り付け、その上に練り混ぜたダクタルコンクリートを流し込むことでコンクリートに木目柄を付けています。また、ダクタルコンクリートとしては珍しく顔料を加えて、より本物の木材に近づけるような色合いにしています。さらにこのデッキ材は、長さ・幅・ビス穴のピッチ等、小ロットの20種類以上の規格の製品を短期間で製造しました。

もし横浜市の動物園に足を運ぶことがあったら、動物だけでなく足元のデッキ材にもぜひ目を向けてみてください。

神奈川県動物園遊歩道デッキコンクリート製品事例 神奈川県動物園遊歩道デッキコンクリート製品事例 神奈川県動物園遊歩道デッキコンクリート製品事例