現場状況写真(ダクタル設置完了)20230324 8飛鳥山トンネルは、昭和40年代に施工された水路トンネルで、長い歴史を持つ重要なインフラ施設です。しかし時間の経過とともに、老朽化の影響を受けるようになりました。特にトンネル内底部で顕著に現れていました。これは、持続的な水流や化学的な影響、摩耗などが原因となっていると考えられます。

そんな中、改修工事が行われ、当社が提供する「超高強度繊維補強コンクリート製耐摩耗パネル」が、このトンネル補修工事で採用されることとなりました。超高強度繊維補強コンクリートは、従来のコンクリートに比べて非常に高い強度を持つだけでなく、耐摩耗性や化学的浸食に対する抵抗性にも優れています。この特性が、水路トンネルのような特定の環境下での使用には非常に適しています。

補修工事の過程では、まず老朽化した従来の普通コンクリート製壁面を丁寧に除去しました。この作業は、トンネルの安全性を確保しつつ行われる必要があったため、高い専門性と技術を要求されました。その後、事前に工場で生産された当社の耐摩耗性パネルを設置しました。最後に、パネル背面にグラウト材(接着剤)を注入することで、トンネル断面を一体化し復元しました。

以上のように、飛鳥山トンネルの補修工事は、超高強度繊維補強コンクリート製耐摩耗パネルを使用することにより、その強度と耐久性を長期にわたって確保することが可能となりました。

現場状況写真(ダクタル設置完了)20230324 7 現場状況写真(ダクタル設置完了)20230324 (6)

現場状況写真(ダクタル設置完了)20230324 (5)

現場状況写真(ダクタル設置完了)20230324 (4) 現場状況写真(ダクタル設置完了)20230324 (3)現場状況写真(ダクタル設置完了)20230324 (2) 現場状況写真(ダクタル設置完了)20230324 (1)